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PassNavi 過去問 応用情報技術者

ビッグデータの基盤技術としてのNoSQLデータベース - キーバリュー型データベースの役割と特徴

問題

ビッグデータの基盤技術として利用されるNoSQLに分類されるデータベースはどれか。

解説

正解は「様々な形式のデータを一つのキーに対応付けて管理するキーバリュー型データベース」です。

NoSQL(Not Only SQL)データベースは、従来のリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)とは異なるアプローチを取るデータベースシステムです。NoSQL データベースは、大量のデータを高速に処理する必要があるビッグデータの基盤技術として広く利用されています。

キーバリュー型データベースは、NoSQL データベースの一種で、データをキーと値のペアとして保存します。この方式は、様々な形式のデータを柔軟に扱えるため、ビッグデータの処理に適しています。

他の選択肢について

  1. 「関係データモデルをオブジェクト指向データモデルに拡張し、操作の定義や型の継承関係の定義を可能としたデータベース」 これはオブジェクト指向データベース(OODB)の説明です。OODB は NoSQL ではなく、リレーショナルデータベースの拡張形です。

  2. 「経営者の意思決定を支援するために、ある主題に基づくデータを現在の情報とともに過去の情報も蓄積したデータベース」 これはデータウェアハウス(DWH)の説明です。DWH は通常、リレーショナルデータベース技術を使用しており、NoSQL ではありません。

  3. 「データ項目の名称、形式など、データそのものの特性を表すメタ情報を管理するデータベース」 これはメタデータリポジトリの説明です。メタデータリポジトリはデータの定義や構造を管理するためのものであり、NoSQL データベースではありません。

したがって、ビッグデータの基盤技術として利用される NoSQL に分類されるデータベースは、キーバリュー型データベースが最も適切な回答となります。

ビッグデータNoSQL